ご自身のがんやがん治療へのご心配に加え、非常事態宣言が出された新型コロナウイルス感染症の広がりに際して、不安を抱えていらっしゃる方も多いと思います。
がんの治療に関しては自己判断をしないで、担当医と相談していくことが大切です。
治療を開始してもよいのか、継続してもよいのか、治療後の定期的な検査や診察に予定通り行った方がいいのかなど、迷うことがあるかもしれませんが、自己判断で中止したり、延期したりすることはしないでください。
わからないことや心配なことがあるとき、あるいは感染防止のため一時的に通院先を近くの病院に変えたいと考えたときには、おかかりの病院の受付に電話をして、担当医や看護師等へ連絡し、対応方法を相談してください。
体調の変化、医療費の支払いなどの不安や心配事については、がん相談支援センターなどの電話相談を利用することもできます。通常は、対面での相談も行っていますが、現在は電話での相談のみを行っているがん相談支援センターが多い状況です。まずは電話でご相談ください。
電話がつながりにくい医療機関が多くなっています。
みなさまには、ご不便をおかけしますが、連絡する時間帯を変えるなど、ご協力をお願いいたします。
心配な状況が続いていますが、ひとりで悩んだり判断したりせず、医療従事者やがん相談支援センターに相談してみましょう。あなたの力になれるよう全力で診療や相談にあたってくださっています。
がん診療を行っている病院やがんの相談窓口について
病院の代表番号にかかりにくい場合でも、こちらに記載がある直通番号へは、つながりやすいこともあります。
新型コロナウイルスについて
「相談員用、患者支援者用 新型コロナウイルスQ&A」(医療関係者向けサイト:掲載終了)